想像ブログ

想像したことをアウトプットするブログ

個人のスキルが売れる時代になってきた。注目サービス3選

ランサーズやクラウドワークスなどの大手クラウドソーシング事業者が引っ張る日本のクラウドソーシング市場。

以前、動画制作クラウドソーシングのViibarを取り上げている。

bizmuchakushoku.hatenablog.com

矢野経済研究所によると、2017年には2015年の7倍〜10倍の1,500億に達する見通しとのこと。絶対額としてはまだまだだが、伸び率はすさまじい。

 

現状仕事を請け負っている個人は仕事の成果がわかりやすい

・エンジニア/クリエイターなど目に見えるスキルがある個人

・誰でもできる単純作業をやる時間がある個人

 が中心だと考えられる。

 

そんな中、エンジニア/クリエイター以外でも個人のスキルを売買できるサービスが複数立ち上がってきているのでいくつかご紹介。

紹介するサービスを強引にマッピングするとこうなるかな?

f:id:muchakushoku:20151014010232p:plain

 

①ビザスク(https://service.visasq.com/)

f:id:muchakushoku:20151013235529p:plain

visasq.co.jp

 

まずはビザスク。

CAV等から1年前に7,000万の調達、そして今年の7月に2.6億円の調達を実施している。目に見えない「知識・経験の流通を変える」というビジョンが掲げられている。

 

WEB上から取得できる情報を見る限りだと以下数字が見れた。

・アドバイザー数:5,000名

・個人間取引の平均単価:15,000円

・法人取引の平均単価:25,000円

・手数料率:30%

成約数は公開されておらず想像でしかないが、法人個人比率を60:40とした場合に

月間2,000件の成約があって流通額が4,200万・売上が1,200万となり年間億を超える売上が見えてくる。

 

まだまだ個人間でのニーズが立ち上がりそうにないためどこまで法人利用を増やし、継続率をあげていけるかが鍵か。

 

②bizlink(http://bizlink.io/)

f:id:muchakushoku:20151014001521p:plain

ビザスクとコンセプトは似ているが、よりエキスパートを厳選している(許認可制)のと

簡単に悩みを記載すると独自アルゴリズムからエキスパートを選定してくれるのが違い。

thebridge.jp

ビザスクに比べて単価も高く設定できそうなモデルではあるが、その辺の数字が見つからなかった。

 

③timeticket(https://www.timeticket.jp/)

f:id:muchakushoku:20151014002104p:plain

こちらはすこし旬をすぎたイメージはあるが、ビジネスというよりはもう少しライトに個人の得意なこと(例えばファッションをコーディネートしますとか)

手数料率は30%とのこと。またチケット販売者は寄付率を設定でき、成約金額から手数料を引いた金額のうち任意の%を設定し寄付できるようだ。

 

2015年3月時点で会員数は20,000人を超え、寄付総額は100万円を超えたとのこと。

f:id:muchakushoku:20151014004746j:plain

 

他にもエンジニアクリエーター/誰でもできる以外のスキルシェアリングでいうと

・Anytimes (主に家事代行CtoC)

・ココナラ(ライトなものからビジネスまで)

などが国内サービスとしてあげられるが、ちょっと力尽きました。