想像ブログ

想像したことをアウトプットするブログ

久しぶりにSumallyをニュースでみて思ったこと。メディアコマースってどうなった?

今日久しぶりにSumallyのニュースが流れてきた。

 

jp.techcrunch.com

 

現在会員数は60万人まで増えているとのこと。個人的にはアップされているitem数が知りたいが。

 

このニュースをみてふと思ったが、数年前に騒がれていた印象がある「メディアコマース」や「ソーシャルコマース」だが、どういう着地をしたのかが気になったので

改めて考えてみた。

 

f:id:muchakushoku:20150901234721p:plain

 

 

1.勝者はWEARやiQONなどのファッション特化型か?

 

WEARを「メディアコマース」の範疇に入れるかどうかは議論が分かれるところだが

明らかに一人勝ち。

リリース当初はO2O的側面が強かったが、今はもう「コーデ売り」を根付かせたといっても過言ではないんじゃないかな?

 

一年前には経由流通が月間1億を超えたなんてリリースも見た気がする。

netshop.impress.co.jp

 

ZOZOのターゲットユーザはそもそも母数が大きいことに加え、

・「服ほしーなー」と思うタイミングも多いし(DAU↑)

・「何かを買う」という気持ちでアプリにアクセスしている人も多い(ハズ)

・ZOZOの商品DBの商品見せてるケースが多いと思われるのでシームレスに買える。

・ファッション雑誌っぽく更新性もあり何度でもアクセスしたくなる

 

といった感じで今のところ日本では一人勝ちだよなぁと思う今日この頃。

 

 

2.Origami/Fancyはどうなってる?

じゃあ一方OrigamiやFancyなどはどうなってるのか?

リリースしてすぐに5億規模の調達したOrigamiだが、大型の第三者割当増資をしているよう。

prtimes.jp

 

Origami は、ソーシャルショッピングアプリ「Origami」によるオンライン上でのサービス提供基盤の拡大とともに、今後はオフライン上でのサービス拡充を検討しており、既に O2O やオムニチャネル領域で実績を上げているソフトバンクモバイルおよびジェネレイトと、O2O およびオムニチャネル領域での協業を開始します。

 

とあるようにO2Oの文脈で語られるアプリに進化していくのだろうか。

たしかに久しぶりにアプリ起動したら真ん中のボタンが「周辺のお店」になっていて

あーO2Oっぽいと思った次第。

 

O2O→コーディネートアプリへ進化したzozoとは真逆の動きで面白い。

 

f:id:muchakushoku:20150902000625j:plain

 

3. Sumallyについて

 

物の貸し借りというコンセプトはすごく好きなのだが、

当初狙っていたターゲット層はメルカリにやられたのかなーという印象。

 

会員数は60万を超えたらしいが、厳しく見るとまだ60万。

WAUや登録アイテム数が知りたいところだが。。