マッチングビジネスってどうなの。
インターネットが得意な領域として必ずあがるキーワードとして「マッチング」がある。
この領域は大抵がマッチした時の成約手数料で稼いでいくビジネスなのだがそうなると
以下のどちらかに振り切っていないとビジネスとしてはしんどい気がしている。
高単価 (1件あたりの成約金額が高い)
多件数(1件あたりの成約金額は低いが、件数が膨大)
こうなると4象限を描きたくなる。
こんな具合に。
当然右上が一番有望なわけだが、なかなかそこの領域のサービスは存在しない。
ざっと思いつくものをマッピングすると、
ざっと思いつく感じだとこんな感じ。
ジモティーはマッチングでマネタイズしていないため除外。
Airbnbは語り尽くされてる感があるので除外。
現地の人から借りる家・アパート・部屋・バケーションレンタル・民宿予約サイト - Airbnb
単価が高ければ高いほど、成約手数料は高めに設定しても成り立つ。
当然だが、逆も然りで右下はなかなか成約手数料は上げづらい。
と、考えると
cowcamoは1件あたり単価が飛び抜けて高く、モデル的にも40%くらい取ってもいけそう。BtoC領域をCtoCに置き換えたという観点でもそれくらいはいけるはず。
逆Anytimesは・・・いいとこ20%とか、最悪10%とかもありえる。
最近だと駐車場のマッチングのakippaがなんか賞とって調達してましたね。
まぁ、まとめると
よほど高単価なものをマッチングするか (必然的に今までリアルだったものを置き換える形になる)
件数稼ぐか(企業体力が求められる。立ち上がりが遅い)
のどちらかだなと。
個人的にはcawcamoには期待したい。
平均単価数千万だと考えると月間成約件数が5件だったとして、率をminimumでみて10%としても
20,000,000×0.1×5=10,000,000
でいきなり1,000万の売りが立つ計算。ぜひとも頑張っていただきたい。
#あ、bizerをマッピングしたのはちょっと間違えたかも。