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2015年11月時点でのSier業界の各種ランキングを調べてみた

 

ふと気になったので今日は嗜好を変えて前々職お世話になっていたSier業界のいろいろを調べてみた。

こういうのを単一業界ではなく業界MIXで調べると面白いのかもしれない。

 

時価総額

・売上

・営業利益(率)

・一人あたり売上(連結ベース)

・一人あたり売上(連結ベース)

あたりが主な数字になります。(間違っていたらすみません)

 

まずは全体感。500億以上の売上がある上場企業が対象。

(時価総額は2015/11/5時点で調べた)

 

f:id:muchakushoku:20151106012415p:plain

 

まぁ特に違和感ない数字。

日本オラクルはプロダクトを持っているだけあって、飛び抜けた営業利益率。

野村総合研究所が10%を超えている。2015/3月期の決算を読み込んでいないので理由はわからないが。

 

以下は個別指標について。

 

時価総額TOP5は?

1. NTTデータ :1.6兆円

2. 野村総合研究所 :1.2兆円

3. 日本オラクル :6,997億円

4. 大塚商会 :5,386億円

5. SCSK :5,096億円

 

売上高TOP5は?

 

※直近決算期ベース

1. NTTデータ :1.5兆円

2. キャノンマーケティングジャパン:6,594億円

3. 大塚商会:6,057億円

4. 野村総合研究所:4,059億円

5. 伊藤忠テクノソリューションズ:3,819億円

 

営業利益TOP5は?

 

1. NTTデータ:840億円

2. 野村総合研究所:514億円

3. 日本オラクル:470億円

4. 大塚商会:370億円

5. 伊藤忠テクノソリューションズ:294億円

 

営業利益率TOP5は?

 

1. 日本オラクル:29.2%

2. 野村総合研究所:12.7%

3. SCSK:9.4%

4. 新日鉄住金ソリューションズ:7.9%

5. 伊藤忠テクノソリューションズ:7.7%

 

残りの一人あたり売上や営業利益はあまり参考にならないかと思い割愛します。

 

当然企業ごとに様々な背景もあるのでなんとも言えないが業界的には

・不採算案件発生頻度を減らす

・労働集約モデルからの脱却

・構造的な強みの模索

などが共通して課題になるのではないだろうか。

 

SI業界の今後という文脈で語られている記事はたくさんあるらしいので今度読んでみる。