Bizerの今後が期待される件
初回はBizerを取り上げたいと思う。
Bizerは月額2,980円で利用可能なクラウド型バックオフィスでスモールビジネスのバックオフィス業務のダンドリをサポートしてくれるサービスです。
税理士/社労士などのバックオフィス系の士業と中小企業経営者(=スモールビジネス)のマッチング。特化型のクラウドソーシングで、利用者は月額2,980円でバックオフィス系の質問を投げて、Bizer上でやりとりができる仕組み。
このようなマッチングサービスは質問1件回答ごとに士業側に支払いが発生しそうなものだが、Bizerではそれは不要なモデルになっている。
なぜか?
これは一言でいうと
士業サイドの営業代行の意味合いもあるからだと想像される。士業サイドにとってみればユーザである中小企業社長は明らかに見込み顧客であり、Bizer上でのやりとりから契約につながれば・・・との狙いがあることは想像できる。
いわゆる「中小企業」は日本国内で430万社あるといわれており、そのうちの1%をとるだけで、4万ユーザが利用することとなる。
ということは、1%のシェアをとるだけで、
なんと2,980×12×40,000で
年間15億
のトップラインが見込めることになる。まずは規模としては合格といえるだろう。
中小企業側/士業側ともにWEBでの集客経路別の効率がどのようになるか?という問題はあるが、営業はほぼ抱える必要がないと思われるので、結果として営業利益ベースでは非常に高利益が想定される。素晴らしい。
※集客効率の観点でもそこそこのCPAは許容されると想定される。
今後のEXITプランが気になるところ。と思っていたら
月額2980円で士業に相談し放題のBizer、役所提出文書の自動生成が可能に - TechCrunch
などのニュースが出ていた。これは有料オプションではないようだが、今後はLTVを向上させる施策を出していくのではないだろうか。
・次の展開予想
└相性のいいサービス(思いつかない)との送客目的の提携。
└船井総研などの中小企業にコネクションを持つシンクタンクとの提携。
などが挙げられるが、いかがでしょうか。