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ネイルブックの今後 ~1億調達のその後は~

最近やたら周囲で話題になっているネイルブックを取り上げる。


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まずは利用者の状況を調べてみてみる。

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アプリはなんとノンプロモーションで100万DLを超え、MAUは60万。成長カーブも問題なし。プロダクトとしては非常によいのだろう。

 

一つづつみていく。まずは市場概要。

国内ネイル市場規模:2,000億

店舗売上:1,600億

店舗販促費:5%-10% (ここは推測)

調べて思ったが、意外とでかい。この業界の販促費投下先として真っ先に上がるのは巨人リクルートが運営するホットペッパービューティーで、おそらく現状では1強体制ではないだろうか。つけいる隙はあるのだろうか?

何人かの女性に聞くと、

ネイル選びはサロンではなく、ネイリストで選ぶ(びたい)

とのこと。ネイリストが主役のネイルブックはユーザニーズを的確に捉えているといえる。

 

さて、次にこのサービスのキモとなるネイル画像投稿数について考える。 

1ユーザは多くても月に2回程度しかネイルを変更しないと考えると、どうしてもネイリスト側の投稿に頼りたくなる。だが、この規模までくると、すでに以下の良循環が回り始めていると考えられる。

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ネイリスト側の投稿というサイト価値をあげるドライバがうまく機能しはじめ、まさに夜明け前の印象。サービス価値も高そう。

 

最後に「で、マネタイズは?」の件だが

これもまずはネイルブック単体でも売上60億くらいはすぐに見えそう。

2,000億×10%×30% = 60億

 ある程度営業を抱えるとしても営業利益ベースで20%は固いのではないだろうか?

またここがおもしろいところなのだが、このモデルが応用できそうな業界が

・ヘアサロン

・まつえく

などすぐに思うかび、ビューティー業界を席巻する可能背も秘めている。

 

長くなりましたが、この辺で。